ごあいさつ
日本経済が平成21年4月から6月に最悪期を脱し、景況感が改善しつつある中、当社グループは、2年目に入った新中期経営計画「NKC-Plan2010」のアクションプログラムに沿った活動を継続するとともに、タイムリーに経営諸対策を講じ、企業業績の改善に一層注力してまいりました。その結果、第96期(平成22年3月期)の業績は、一昨年来の極めて厳しい状況を脱し、第1四半期の赤字状態から第2四半期には黒字転換する中で、第3四半期以降も比較的順調な回復過程を辿りました。
このような状況下、新中期経営計画「NKC-Plan2010」の最終年度である当期につきましては、景況感が改善する中で、当社グループの業績も第96期に比べ相応の回復をするものと見込んでおりますが、取り巻く環境諸変化を都度見極めるとともに、マーケットの動向変化も的確に把握しつつ、経営諸課題に果敢に取り組み、業績回復の道筋をより確実なものとすべく、役員・従業員が一丸となって次の経営課題に全力で取り組んでまいります。
- 今年度の数値目標の達成
- 集中事業(タイク、合成石英粉)の事業拡大
- アドブルー、紫外線硬化性樹脂等、育成事業の事業強化
- 小名浜工場、黒崎工場の基盤強化
上記の経営課題への取り組みに加え、この2年間注力した各種の合理化、効率化、コストダウン、生産効率アップ等の諸施策を引き続き徹底していくことにより、当期の業績見通しと配当につきましては、売上高394億円、経常利益23億円、当期純利益11億円、期末配当3円を見込んでおります。
更に、当社グループの経営課題である「基盤整備の推進」と併せ、まだ道半ばである「会社の再生」を完遂し、並行して「新たな成長と拡大」という課題に取り組んでまいります。
その具体的な数値目標、施策、ロードマップを明示的に示す、新たな3ヶ年の中期経営計画(平成23年度〜平成25年度)の策定に着手し、来春には成案をご提示する方向で考えております。
今後とも皆様のご支援、ご鞭撻を賜りますようお願い申し上げます。
| 平成22年6月 |
取締役社長 |
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